原因不明の慢性変性疾患の発症は局所の炎症の程度とその暴露期間の積で推測できるらしい。
例えば動脈硬化の発症は歯周病の重症度と罹患期間の積で推測できるということなのだろう。
何故、歯周病が慢性変性疾患に関連するかと言うと、歯肉出血部位(歯周ポケットの潰瘍)からの口腔内細菌の血液中への移行、出血部位での強力毒素を持つ歯周病原菌の増殖、炎症性サイトカインの産生等が起こるからだと言う。
10‐14歳の子供でも4人に一人は歯肉出血が認められる。その子たちは口腔内細菌が血中に移行しやすく、歯周病原菌が繁殖する環境にあり、炎症性サイトカインの産生があると予測される。そんな状態が50年も60年も続いたらどうなるんだろう? 心配だ。
