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歯周病でコロナの死亡率が8.8倍

カタールのデータで、歯周病に罹っている人は新型コロナで亡くなる確率が8.81倍高いと言う報告が出た。ICUに入った人は3.54倍、酸素吸入した人は4.57倍、歯周病に罹っている人の方が高いと言う。

専門的な口腔ケアを受けた高齢者はインフルエンザに罹る率が1/10になったと言う報告や、歯肉出血が治った妊婦さんから生まれた赤ちゃんは体重が220g重かったと言う報告からすると、当然予想できたことだった。歯周病も基礎疾患と関連していると言う事だ。

歯肉出血は歯周ポケットに潰瘍が出来ている証拠であり、その傷口から細菌の毒素が入り込み、全身に回る。そして多臓器不全を起こす。これが新型コロナの死亡率上昇につながったと考える。

歯周病ネズミで肝臓、心臓、腎臓、脳のDNA変性が起こっている。また、歯周病ネズミの歯ぐきを叩くことで、非アルコール性脂肪肝炎のスコアの減少が観察されている。歯肉を叩いて強くすれば、多臓器不全の解消につながる可能性がある。コロナの予防になるかもしれない。

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